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卒業生からのメッセージ
 
芸術に必要な基礎力を付けるための三年間
近畿大学
文芸学部 芸術学科
一般入試 前期B日程 合格

本校美術コースの特色は他の美術系の高校のように絵画やデザインなどの専門分野を三年間学ぶのではなく、「素描」「色彩構成」「立体構成」などの基礎実技を三年間学び、卒業後には芸術大学へ進学した時、また将来芸術関係の仕事に就いた時に、実力を最大限に発揮できるような基礎を身につけるというものです。
基礎力というのは、これから芸術に携わる者にとって無くてはならないもので、それが無いと自分の描きたい絵画やデザインが思うように制作できません。つまり基礎力は自分の実力や才能の土台になる大切なものなんだと思います。
一年生の初めに学ぶ精密デッサンの「コカ・コーラ」の課題では、ただ見た雰囲気で描くのではなく「よく観察したものを正確に画面に写しとる」という態度を徹底して習熟します。初めてのデッサンでとても気の遠くなるような作業をさせられて、正直嫌になるかもしれません・・・。しかし作品を完成させた時には、とても大きな充実感や達成感が得られ、同時に絵を描くために必要な観察力と描写力がたった一枚のデッサンによって、自然に身についてきたことが実感できます。
皆さん、本校に入学したら「努力の量なら誰にも負けない!」というくらい、がむしゃらに実技の習得に頑張ってください。
そうしたら、自分の夢の道が切り開けますからね ☆〜


大学進学後に生きる授業内容が美大受験対策にも
近畿大学
文芸学部 芸術学科
AO入試 合格

大阪夕陽丘学園の美術コースは芸・美大を目指した進学コースです。大学進学後、それぞれの専攻で制作していく上での基礎となる「素描」や「構成」を三年間みっちりと学びます。
私は近畿大学に進学しましたが、私が受験したのは入試時期の一番早いAO入試というものでした。
一次試験は書類審査と作品のポートフォリォで、二次試験で素描の実技と持込作品を提示しての面接でした。これら送付書類やポートフォリォの作成、素描実技の対策まで、美術コースの先生方のご指導のもと、安心して受験に臨むことが出来ました。
美術コースの授業は1・2年の基礎の上に3年生になると、内容は美大受験対策の演習に変わり、教室内の空気はそれまで以上に緊張感が生まれ、その相乗効果がクラス内に流れ、よりがんばれたのだと思います。
受験の時はもちろんのこと、それ以外のいろいろな場面でも先生方はがんばる生徒に惜しみない力を注いでくださいます。 皆さんもがんばってくださいね (^_^)v



最後まで諦めず憧れの大学へ!


大阪教育大学 教養学科
芸術専攻 美術コース 合格

 皆さんは美術コースと聞いて、どんな授業を想像しますか?私はただ自由に絵を描いたり、工作をするものだと思っていました。 しかし予想とは違って本校は「美術の基礎」を学ぶところでした。     
1・2年生は「素描」と「構成」の2つの科目を学びます。1年生では、じっくり時間をかけて課題を仕上げていきますが、2年生になると全員の制作スピードが上がっていきます。3年生では受験対策の「造形総合演習A」と卒業制作の「造形総合演習B」の2科目になり、これらを通じて、気がついたらコース全員は魔法にかかったように、自然と上達しているのです!
  受験対策では一人ひとりの志望大学にあわせて授業が進められ、受験が終わるまでガッチリとサポートしてもらえます。私の入試は3月まで続いたのですが、卒業した後も毎日6時間、入試の前日まで受験対策の授業をしていただき、憧れの大学へ予備校へも全く通わずに現役合格できました。本当に先生方には感謝しています。
辛い日もありましたが、本校での「基礎」の大切さを知り、また最後までやり抜けば結果は必ずついてくるんだということを、受験を通じて実感できました。
  これを読んでくださっている皆さんも、最後まで諦めずに全力で努力すれば、きっと自分の力になって結果がかえってきますよ! 応援しています〜(*^_^*)

受験直前の校内模擬試験の本人の作品
帽子をかぶったモデルを水彩で描け。ただし、トランプのマークを一つ選び上衣にデザインすること。 マフラーをつけたモデルを水彩で描け。ただし、人物や背景に「春」をイメージして表現すること。

コース担当からのメッセージ  
大学進学後に生きる授業内容が美大受験対策にも
造形総合演習 担当
京都市立芸術大学 学部卒

 一万年以上も前、ヒトがまだ文字を持たなかった頃から、私達の祖先は洞窟の壁に牛などの動物を描写していました。今でも人は誰でも、見たものをそっくりそのまま描きたいという欲求があります。その自然な欲求を意識的に追求する勉強が素描(デッサン)で、本校ではこの美術の基礎を大切にしています。
 目の前に置かれたモチーフとしっかり向き合っていると、今まで目に見えていなかったものに気づいてきます。この小さな発見の連続が無意識のうちに観察力を培っていくのです。
本校の美術コースは芸・美大への進学コースです。芸大や美大のほとんどが素描の実技試験を課している理由は、素描が造形芸術の基礎実技であるからです。つまり大学が造形芸術を志す高校生に求めているものは、造形芸術各分野の専門的な技術ではなく、真剣な観察力に根ざした素直な描写力といえます。
 従って本校の美術コースは油絵やデザイン、コンピュータグラフィックなどの専門的な授業はあえてしません。小学校の算数を習わずして高校の数学を学ぶことはできません。漢字を知らずに大学で論文を書けるわけがありません。描写力や構成力という基礎を身につけていないと、大学で制作した作品がこの基礎力に裏打ちされたものにはならず、ただの自己満足に終わってしまいかねません。
 基礎実技に才能やデッサンの経験は必要ありません。みなさんには私達が鉛筆の削り方から指導します。受験生のみなさん、美大進学をめざし本校で本物の基礎実技を習得しましょう。


大学進学後に生きる授業内容が美大受験対策にも
造形総合演習 担当
東京芸術大学大学院 修了

 今から10年程前までは美術・デザイン分野の専門家になりたい高校生は皆、美術研究所といわれる予備校で素描・色彩等の実技勉強を積み重ねるのが当たり前でした。
 しかし近年は少子化の影響で美大入試も一部では大変易しくなっていて、深刻な美大のレベル低下にもつながっています。事実、基礎を知らない学生に、大学の先生方が困っておられることをしばしば耳にします。
  大学とは基本を身につけて入学した学生が、才能あるライバル達と互いに技能を高め合い、その先にある理想について教授より教えを受ける環境のことです。
  美大進学は良い美術大学を選び、それにふさわしい実力を高校時代にしっかりと習得することが、以前にも増して重要になっているといえます。
  本校美術コースの授業は美術・デザインの基礎である素描(デッサン)・色彩構成・立体構成を根本からていねいに指導します。ここではやる気のある生徒達が、いつも生き生きと実技勉強に取り組んでいます。
全国でも類のない高水準の実技カリキュラムで充実した高校生活を楽しんでください。


大学進学後に生きる授業内容が美大受験対策にも
素 描 担当
大阪芸術大学専攻科 修了

美術コースでは3年間、素描の勉強をしていくわけですが、一番重要なことが観察力を付けるということです。一見、当たり前のように思われるこの事が実は一番難しいのです。
なぜなら人には必ず盲点というものがあります。当たり前のものの見方をしていては、必ず錯覚が生じ見間違いや見逃しといった事がおきてきます。それらによって生じる色や形に対しての性質も含め理解できて、はじめて本当にモチーフ(対象物)を観察できたことになります。
夕陽丘学園の美術コースのカリキュラムがシンプルなのも、そこに理由があります。単に受験対策という事ではなく、「盲点」という人間が気づきにくいものを勉強するわけですから、より取り組みやすいよう科目を絞り込んでいるのです。
ただし、どんな物事でも同じですが、初歩というものは、それほど難しい事ではありません。思いこみや先入観で見えなくなったり、気づきにくくなっているだけです。それらを含めて皆さんに観察力をつけてもらう為、全力でサポートしたいと思っています。


大学進学後に生きる授業内容が美大受験対策にも
構 成 担当
近畿大学 学部卒

 本校美術コースは「構成」の科目も基礎から学びます。色彩構成では「色」とはどういうものであるかという講義に始まり、92色の専門家用色紙で色の性質を実際に知り、次にポスターカラーを規則的に混色して多くの色を作り、覚えていきます。ここで水の加え方や筆の使い方なども丁寧に学んでいきます。
  色彩構成というとイラストを描いたり、パソコンで作成する技術を学ぶだろうと思っていると、拍子ぬけするようなアナログの作業ばかりです。一年生の間は直線で区切られた四角い色面を塗るだけで終わります。これで本当に実力が付いているのだろうかと疑問に思うかもしれませんが、確実に入学前とは「色」に対する認識が変わっているはずです。自分の欲しい色が簡単につくれ、立体感や質感も色で表現できるようになります。
  ですがそこには「理解力」と「努力」が必要です。与えられるものを漠然と受け流していては実力は付きません。本気でどん欲に吸収しようとすれば必ず身についてきます。
  最初に述べたとおり、アナログで地味な作業の連続です。それは素描でも同じです。嫌になるかもしれません。飽きてくるかもしれません。けれど大事な基礎です。
  一番はじめの目標は美大進学ですが、そこで終わりではありません。もっと先にある目標や夢に必ず不可欠になる基礎を本校の三年間で学んでいきます。私達はずっと先まで見据えています。将来の夢につながる実力を身につけていきましょう。