産学連携キャリア創造コースとは


なぜこのコースなのか


今の時代、学校(教室)だけですべての教育を完結することには限界があります。このコースは、「企業(社会)」と「学校」が力を合わせ、皆さんの成長につながる学びを提供し、企業から求められる人材に育ってほしいと思います。社会に求められる人材になるためには、このコース2年間で十分です。このコースに入学して、卒業する2年後には、必ず社会・企業から求められる人材になれるのです!時間、学費、労力も4年制大学に比べると、半分以下ですみます。
「何となく進学をする。」「何となく就職をする。」あなたの大切な将来は、そのような理由で決めてしまってはもったいないのです。私たちを信じて「ワクワクする未来」を一緒に作りましょう!

このコースでどうなれるのか?


社会人としての基礎体力(自分で考え、チームで行動でき、自分の言葉で対話ができる)を身に付け、自信をもって社会に出ることができます。 また、なりたい!やりたい!仕事が見つかります。
社会で働くために必要な準備をしっかりと整え、様々な業界・業種の企業での長期間にわたる複数回の実習を積むことで、将来へのモヤモヤとした不安を解消することができ、自信をもって社会へ出ることができます。

このコースで身に付く力



本学を卒業する際に、このような社会が求める基礎体力やコミュニケーション力が身に付きます。そして、どのような困難が立ちはだかっても、必ず乗り越えることができるのです。

産学連携キャリア創造コースの

2年間の学びについて

※授業科目等については、変更になる場合があります。

1年生前期の学び
企業実習に向けた事前学習

グループワーク中心の学び(Group Based Learning)
学生同士が話し合いを大切にしたゲームやワークを通して、心と身体を動かしながら学習を進めます。
多様な職業人との出会う機会も用意しています。
1年生後期からの企業実習に備え、一社会人として自ら考え行動し、自信をもって企業実習に臨めるよう、そのために必要な学修を行います。

労働倫理とは、個人的にも仕事にも責任能力があることを表す文化的規範である。また、それは仕事が本質的な価値を持っているという信念に基づいている。(ジョージア大学 授業時配布ペーパー 東田訳)
この定義に従い、日本の企業が大切にする規範、仕事(組織、顧客、地域など)に対する責任感、これなくしては仕事にはならない働く上での価値観、これらを信じて行動する姿勢と意欲を持てるようにする。

大きく2部で構成される。ひとつは、実習受入れ企業の事業研究(どんな会社か)。受入れ企業の了解が取れれば、その企業に教室まで来ていただき、授業を行う。
もうひとつは受入れ企業の事業研究を担当講師より補足説明をしながら、企業の経済活動(主に市場、コスト)と経営戦略(主に経営理念、ビジョン、マーケティング)について学ぶ。学生から見たキーワードは「へぇ~驚いた」「うわぁ~経済って面白いかも」とする。

モチベーションの源泉となる、目的、目標、戦略、戦術の考えを徹底して学ぶ。
グループでプロジェクトに取組み、目標設定の思考を習慣化し、協調性、チームビルディングを養い、1年後期からスタートする企業実習に向けた準備を行う。

※上記科目名をクリックすると詳細が確認できます。

その他の科目

夕陽学、キャリアデザイン概論、ビジネス実務概論、情報リテラシー演習Ⅰ、心理学、ホスピタリティコミュニケーションⅠ

1年生後期の学び
企業実習 3~4社(約4週間ずつ)

3~4社の企業でそれぞれ約4週間の企業実習
週3日間の実習+週2日間の学内での学び
複数の企業で実習することで、会社の方針・理念、風土、仕事のやり方、職場での人間関係について体験し、理解することができる。
企業・社会で働くことについて、『現場を体験する(実際にやってみる)➝観察する(現場を見て質問してみる)→実行する→振り返りをする→修正する』を繰り返し、繰り返し行います。(スパイラル学習)

学生は実習ノートを持参し、全員で報告・成果の共有、課題解決に取り組む。各企業実習で目標設定に沿った行動の振り返りを行う。実習報告書の作成と報告プレゼンテーションがメインとなる。良い報告書を作成するために、実習の目的・目標を達成するために何を実行したのかを計画に問う。特に失敗したことをきちんと言語化し、その原因をみんなで討論し、報告書・プレゼンテーションに反映する。
これら成果に基づいて、2年生前期実習先のマッチングを行う。企業訪問によるヒアリングと学生本人の意欲を調整し、担当教員にて最終決定する。
仕事について、何のためにそれを行うのか?何に繋がっているのか?を考える。雑務であっても会社にとって意義あるものであることを意識する。

※上記科目名をクリックすると詳細が確認できます。

その他の科目

キャリアプランニング、ビジネス実務演習Ⅰ、ホスピタリティコミュニケーションⅡ

2年生前期の学び

企業実習 1社(約4か月間)
【有給】

1年生後期に実習をした企業の中から1社に絞り、約4か月間の企業実習
企業実習(有給)
週4日間の実習+週1日間の学内での学び
仕事を通して、自分の生き方や働くことについて「体験」・「観察」を通して学習し、その言語化に取り組みます。
さらに、「実践」・「訓練」を重ねて、社会人基礎力などのビジネス能力を身に付けます。

学生は実習ノートを持参し、全員で報告・成果の共有、課題解決に取り組む。各企業実習で目標設定に沿った行動の振り返りを行う。実習報告書の作成と報告プレゼンテーションがメインとなる。良い報告書を作成するために、実習の目的・目標を達成するために何を実行したのかを計画に問う。特に失敗したことをきちんと言語化し、その原因をみんなで討論し、報告書・プレゼンテーションに反映する。
4か月の長期実習となるので、失敗、悩み、課題などがより表面化してくる可能性があるため、全員で共有を図り、丁寧なサポートを行う

テキックス株式会社(人事コンサル事業、訪問看護事業など 年商1.2億円)社長石田氏の出資による寄付講座を予定。高校を卒業するまでモヤモヤした気持ちで生き、正直言ってパッとしなかったという石田氏が「イキイキとした人生を自分のチカラで歩んでみないか?」というのがこの授業のメインメッセージです。大学生の若さという強みを活かして、人生にいろいろな彩りを加えていけるチャンスがあることを学んでもらうことが本講座の目的である。イキイキとした人生を歩む人は何が違うのかを分析すること、そして、それらを参考にして、自身の未来づくりの方針と具体的な計画を立てることを到達目標とする。その他にも人脈を駆使して、様々な社会人に協力してもらい、彼らのパッとしなかった時代、それを脱した瞬間、現在はどのようにして人生の価値を見出しているのか、それぞれのプロセスにおけるスタンスやチャレンジの比較をし、グループワークや発表を交えて学びを深める。

※上記科目名をクリックすると詳細が確認できます。

2年生後期の学び
実社会に出る心構えを養う

「自分で考えて行動できる」、「チームで行動できる」、「仕事に対する責任感をもてる」人材を目指して努力する意欲をみにつけます。
実社会に出るための準備の期間
入社後に企業が行う新入社員研修と同等レベルの学習を行います。
このコース2年間を振り返り、今までの経験を言語化し、卒業研究発表会で発表します。この会には、学生の保護者、企業の担当者、教職員が参加します。

1年後期の複数の企業実習および2年前期の4か月の企業実習の経験、学内での学修の振り返りを行う。(仕事内容、周囲との関わり、失敗、学び、自分の価値観など)
卒業研究として、これまでの成果の発表を行い、周囲への感謝、自己肯定感の醸成、自分の将来を考えることに繋げる。発表会にはお世話になった保護者、企業担当者、教職員に参加をして頂く。

企業に入社後の新人研修を前倒しでやるイメージ。「このコースの卒業生には新人研修は不要です」と就職対象の企業に言える。また、学生もその自負を持って卒業できる。

主に東田の人脈による寄付講座。働き始めた時に起こりがちな事例を材料に「もし、あなたならどうする?」をテーマにしたディスカッションをする。学生たちは自分たちの実習体験、観察、実践、訓練を振り返りながら、自分たちなりの答えを発表する。その事例の実際(答え)と比較し、1年後期、2年前期の企業実習を振り返り、さらに議論を深める。
企業業務を大きく3つに分けた、スタッフ業務(総務、経理、人事など)、ラインスタッフ業務(情報、物流、調査など)、ライン業務(営業、製造、店舗など)について概要を理解する。

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その他の科目

キャリアデザイン特論、マーケティング論


その他にも、一般教養の科目やキャリア創造学科の他のコースの授業を受講することができます。
皆さんの興味・関心に合った科目を選択し、受講することで、皆さんの学びは無限に広がります。