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地域と連動した食育活動「親子の食育教室」に参加協力しました

8月21日(火)、天王寺区保健福祉センター主催による「親子の食育教室」が、天王寺区保健福祉センター分館で開催されました。本学からは管理栄養士でもある森久栄先生と森ゼミの食物栄養学科2年生4名が参加協力しました。

事前に作業工程や効果的に食育を行うための子どもへの接し方などを検討し、メニューは子どもたちが楽しみながら自分で作れる「デコレーション寿司・おすいもの・牛奶豆腐(にゅうないとうふ)」となりました。牛奶豆腐は寒天で固めた牛乳に果物を添え、やさしい甘味のシロップをかけて食べるデザートで、カルシウムもとれておやつにぴったり。今回、学生が提案したメニューです♡

当日は地域の小学生16名が参加してくれました。子どもたちは自分で包丁を使ってネギを切ったり、にんじんを型で抜いたり、お玉で寒天液をすくって容器に流し込んだりと一生懸命。学生たちも手を添えてサポートしながら、「お寿司を牛乳パックに詰めて作るのって面白いね」「しめじは手でほぐすとうまくできるよ」などと食育の立場から話しかけ、牛奶豆腐は必ず自分の分を自分でやるように促すなど、どの子も公平に参加できるよう目配りしていました。できあがりはみんなでわいわいお喋りしながら完食。パパやママと一緒に食事を作って一緒に食べることの楽しさ、大切さを感じていただけたのではないでしょうか。

参加した学生にとっても、実際に子どもたちと接したり、保健福祉センターの管理栄養士の方の話を聞いたりしたことは貴重な経験になったようです。事前にしっかりと準備や練習を行なったため、最初は不安がっていた学生も当日は子どもたちと楽しそうに調理していました。

大阪夕陽丘学園短期大学ではこうした様々な経験を通して、学生ひとりひとりが食に関する知識や地域と協働する力を習得できるよう、今後もいろいろな活動を行っていきたいと考えています。

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