2020年9月11日（金）、今年もキャリア創造学科ビューティーデザインコースの「メイク実習Ⅰ」で、LVMHコスメティック株式会社MAKE UP FOR EVERのAKIKOさんによるメイクデモンストレーションが行われました。MAKE UP FOR EVERが属しているLVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループはLouis Vuitton（ルイ・ヴィトン）、FENDI（フェンディ）、Christian Dior（クリスチャンディオール）などの世界的なブランドを展開しています。

 

AKIKOさんはパリでボディペインティングを学び、現在、MAKE UP FOR EVERの専属メイクアップアーティストとして、テレビや雑誌、ショー、CDジャケットなど幅広く活躍されていらっしゃいます。最先端のテクニックが間近で見られるということで、好評だった前回前々回に続き、今回も開始前から学生たちのテンションは高く、みんなのワクワクする気持ちが伝わってきました。今年は新型コロナ感染症対策として、本学講堂で3密を避けながら、防護マスクや大型スクリーンを活用して実施しました。

 

デモンストレーションではビューティーデザインコース1年の学生をモデルに、何よりも基本が大切であることを伝え、彼女の雰囲気や輪郭などに合わせたメイク手法やスポンジを使ったファンデーションのテクニックなどを披露。美容部員を志す学生たちは真剣な眼差しでAKIKOさんの手元を見つめ、熱心にメモをとっていました。

 

デモ後、学生からの質問に答え、「メイク以外のことを学んでおくのもとても大切。メイクだけじゃなくてヘアデザインやネイルもできるというのは、撮影現場ではすごく武器になる」などのリアルなアドバイスをいただきました。受講した学生からは、「美容部員は大変というイメージがあったけど、今日のお話でとても魅力的な仕事だと思った」「仕事は自分でつかみにいくもの、という言葉が印象に残った」などの感想が寄せられました。今回の授業を通じて、メイクを学ぶことに対するモチベーションを高め、自分の将来について具体的に考える良い機会となったのではないでしょうか？

 

大阪夕陽丘学園短期大学ではこうした様々な経験を通して、学生ひとりひとりが美に関する意識や技術を磨き、社会と協働する力を習得できるよう、今後もいろいろな活動を行っていきたいと考えています。