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栄養士になるための進路選び:短大と大学どちらを選ぶ?

「栄養士になりたい」という想いが芽生えたとき、まず立ち止まるのが進路選びではないでしょうか。 短大にするべきか、大学がいいのか。それとも専門学校なのか。 どの進路を選択しても栄養士の資格は取得できますが、学びのスタイルや卒業後の進路に違いがあり、自分に合った選択をすることがとても大切です。 この記事では、栄養士になるための進路や、短大と大学の違いや特徴について詳しく解説します。 あなたの「なりたい」を形にするための第一歩として、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1. 栄養士になるための進路とは

皿に盛られた栄養価の高い野菜。画面の奥には栄養士の姿
栄養士を目指すにあたって、最初に知っておきたいのが「どうすれば栄養士になれるのか」という基本的なルートについて。

実は、栄養士になるために国家試験は必要ありません。
なお、より専門性の高い『管理栄養士』は国家試験に合格する必要があります。

栄養士の資格は、厚生労働大臣が指定する「栄養士養成施設」を卒業し、定められた単位を修得して都道府県知事に申請することで免許が交付されます。

栄養士養成施設には、以下の3つの進学先があります。

● 短期大学
● 大学
● 専門学校

それぞれの学びの期間や内容、取得できる資格の種類に違いがあるので、自分が将来どのような分野で活躍したいかをイメージしながら、進路を選ぶことが大切です。

1.1. 専門学校

専門学校は、実践的なスキルを短期間で身につけたい方に適しています。
ほとんどの専門学校は2年制で、一部に3年制もあり、調理実習や現場実習の時間が多く、即戦力となる力を養います。

専門学校では、給食経営管理や食品加工、調理技術など、実際の現場で必要となる知識や技術を集中的に学びます。
福祉施設や保育園、学校などの食の現場で即戦力として働きたい方に向いている進路です。

また、社会人経験者がキャリアチェンジとして専門学校を選ぶケースも多く、短期間で資格取得を目指せる点が魅力です。

「なるべく早く資格を取り、現場で活躍したい」という方におすすめです。

1.2. 短期大学・大学

栄養士を目指すうえで、多くの方が進学を検討するのが短期大学と大学です。

短期大学は、主に2年制ですが、一部の学校では3年制(長期履修制度)を設けている場合もあります。大学は4年制となっており、どちらも所定のカリキュラムを修了し、卒業と同時に「栄養士」の資格を取得できます。
ただし、学びの深さや広がりには違いがあります。

短大では、専門的な実習や授業を中心に、効率よく資格取得を目指します。一方、大学では基礎から応用までじっくり学び、ゼミや卒業研究などに取り組む機会もあります。
短大在学中に学びを更に深めたいと感じた場合は、卒業後に他大学の管理栄養士コースへの編入ができることもメリットです。(在学中の成績や入学をした短大により編入の有無や条件は異なります。)

大学によっては管理栄養士養成課程が設けられていることもあり、将来的にさらに専門性を高めたい方にとっては魅力的な環境といえるでしょう。

次の章では、短大と大学の特徴や違い、選び方のポイントについて、より具体的に比較しながら紹介していきます。
「どちらが自分に合っているのか迷っている」という方は、ぜひ参考になさってくださいね。

2. 短大と大学どちらを選ぶ?

アカデミー帽の画像。自分の希望する働き方や将来像に合わせて選ぶことがポイント
「栄養士を目指すなら、短大と大学どちらがいいんだろう?」

進路を考えるとき、多くの方が最初に悩むのがこの選択かもしれません。先ほどお話ししたとおり、どちらの道を選んでも、栄養士の資格取得は可能です。
ただし、学びの内容や期間、卒業後のキャリアの選択肢には違いがあります。

2025年現在、全国には厚生労働省から指定を受けた「栄養士養成施設」が258校あります。
短期大学・大学・専門学校など学校の種類はさまざまで、それぞれに異なる特徴や学びのスタイルがあります。
この中には、卒業と同時に栄養士資格を取得できるだけでなく、管理栄養士国家試験の受験資格が得られる大学も含まれています。

大切なのは、「どんな学び方が自分に合っているか」「将来、どのような働き方をしたいか」という視点で進路を考えること。

ここでは、短大と大学それぞれの特徴やメリットをわかりやすく紹介していきましょう。

2.1.短大の特徴とメリット

短期大学は、2年間という限られた時間で効率よく学びたい方にぴったりです。

カリキュラムは実習や専門科目が中心で、給食管理や調理実習など、現場でそのまま活かせる力を身につけます。

卒業後は、保育園や福祉施設、学校給食などの現場で即戦力として活躍する方が多く見られます。

「できるだけ早く栄養士として働きたい」「現場で人の役に立ちたい」という思いが強い方に向いている進路です。

また、学費や生活費の負担が比較的少ないことも短大の魅力のひとつ。経済的な面からも無理のない進路を選びたい方にとって、心強い選択肢となるでしょう。

2.2.大学の特徴とメリット

大学では、4年間かけて栄養学の基礎から応用までをじっくり学びます。
授業の中では、臨床栄養やスポーツ栄養、栄養教育などさまざまな分野に触れることができ、研究やゼミ活動を通して専門性を深めていきます。

さらに、管理栄養士課程が設けられている大学もあるので、将来的にステップアップを目指したい方にもおすすめ。
病院や行政、研究機関など活躍の場をより広げたい方にとっては、大きな強みとなるでしょう。

また、大学卒業後に大学院への進学や他分野の資格取得を目指す道も開かれており、学びの幅や将来の可能性を広げたい方には、大学進学が有力な選択肢となります。

2.3.進路別の比較一覧

ここでは、短大と大学の比較と合わせて、専門学校も一緒に比べてみましょう。

修業年限
特徴
向いている人

専門学校
2年(一部3年)
実践的なカリキュラム
短期間で資格を取りたい人

短期大学
2年 ・3年
実習重視、早期就職向き
現場で早く働きたい人

大学
4年
一般教養なども幅広く学べる、研究活動あり
管理栄養士資格を目指したい人

2.4.短大卒・大学卒で就職先でどんな違いがある?

栄養士として働くうえで、短大卒と大学卒のどちらの道を選んでも、さまざまな職場で活躍することができます。

ただし、大学で管理栄養士課程を修了し、管理栄養士の資格を取得すると、病院や行政、研究職といったより専門性の高い分野への道が開けることも。

短大卒と大学卒では、就職先の種類そのものは共通していますが、管理栄養士資格の有無や学位の違いが、職務内容や採用条件に影響する場合があります。

将来的にキャリアアップを見据えている場合は、その点も視野に入れて進路を検討してみてください。

2.5.進路選びのポイント

進路選びは、自分の性格や将来のイメージ、ライフスタイルとしっかり向き合うことから始まります。以下のポイントを参考に、自分に合った進路を考えてみましょう。

● できるだけ早く資格を取りたい → 短大や専門学校
● じっくり学んで知識を深めたい、管理栄養士も目指したい → 大学
● 学費や通学期間、家族のサポートなどライフスタイルに合うかも検討
● どんな場所で、どんなふうに働きたいかを想像してみる

実際に、短大や専門学校で栄養士資格を取得し、卒業後すぐに福祉施設で活躍している方もいれば、大学で管理栄養士課程を修了し、病院の栄養指導や研究職の道に進んだ方もいます。
また、短大を卒業し栄養士として病院に就職し、病院食の給食管理を経験しながら管理栄養士資格を取得する人もいます。

どちらの道にも、それぞれの魅力と可能性があります。
焦らず、自分にとって「納得できる進路」を選んでくださいね。

3. まとめ

微笑む学生の姿。栄養士としてどんなふうに働きたいか?」を考えることで、進路選択のヒントになる
栄養士を目指すための道は、一つではありません。
短大・大学・専門学校、それぞれに異なる学びのスタイルと魅力があり、どの道を選んでも、栄養士として人の健康に関わる大切な仕事につながっていきます。

「できるだけ早く現場で働きたい」
「もっと深く学んで、将来の選択肢を広げたい」
自分が今、何を大切にしたいのか。将来、どんな自分でありたいのか。

進路に迷うのは当然のことです。大切なのは、自分の気持ちに正直になり、「納得できる選択」をすること。どの道にも、それぞれのやりがいと成長のチャンスがあります。

迷ったときは、実際に現場で働く栄養士の声や卒業生の進路事例も参考にしてみてはいかがでしょうか。
自分らしいキャリアを描くために、納得できる選択をしてください。

大阪夕陽丘学園短期大学では、実践的なカリキュラムと手厚いサポート体制のもと、栄養士としての知識と技術をしっかりと身につけることができます。
さらに他大学への編入実績は豊富でサポート体制も充実しています。

現場で求められる力を育む実習や、進路に合わせたキャリア支援も充実しており、毎年多くの卒業生がさまざまな分野で活躍しています。

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